ホームページを作ろうと思ったとき、
「デザインもできます」
「SNSもできます」
「LPもできます」
「動画もできます」
と、できることをたくさん並べたくなることがあります。
実際、それだけ幅広く対応できる方も多いと思います。
ただ、不思議なことに、
“なんでもできます” と書かれているサイトほど、
「結局、この人は何をしてくれる人なんだろう?」
が伝わりづらくなってしまうことがあります。
特に、個人事業主や小規模事業者のホームページでは、
“広く見せること”よりも、
“誰に・何を届けるか”を整理することの方が大切です。
「できること」が多いほど、選ばれにくくなる理由
たとえば美容室を探しているとき、
- カット専門
- ショートヘア特化
- 大人女性向け
と書かれているお店の方が、
自分に合うか判断しやすかったりします。
ホームページも同じです。
サービスが多すぎると、
見る側は「選択肢が多い」と感じる前に、
“理解するのが難しい”と感じてしまいます。
特にスマホ閲覧では、
数秒で「自分に関係あるか」を判断されます。
だからこそ、
「なんでもできます」
より、
「こういう人の、こういう整理をしています」
の方が、ずっと伝わります。
本当に必要なのは、“削る設計”
これは、サービスを減らすという意味ではありません。
見せ方を整理する、ということです。
たとえば、
- まず何を見せるか
- どの順番で読ませるか
- どこに問い合わせ導線を置くか
- どんな言葉なら迷わないか
そういった設計によって、
サイトの伝わり方は大きく変わります。
実際、デザインそのものよりも、
「整理されていて分かりやすい」
という理由でお問い合わせにつながるケースは少なくありません。
“全部載せる”より、“入口を作る”
特に女性起業家さんや個人事業では、
- サービスが増えてきた
- 発信内容が広がってきた
- 過去実績も多い
というタイミングで、
サイトが少し散らかりやすくなります。
そのときに大切なのは、情報を増やすことではなく、
“入口”を整えることです。
たとえば、
- 初めての人向けページを作る
- サービスをカテゴリ整理する
- 「まずこれを見れば分かる」を用意する
それだけでも、
サイトの印象はかなり変わります。
「伝わるサイト」は、静かに整理されている
本当に伝わるサイトは、
情報量が多いわけでも、
派手な動きがあるわけでもありません。
必要な情報が、
必要な順番で置かれている。
それだけで、
見る側は安心して読み進めることができます。
だからこそ、
ホームページを整えるときは、
「何を足すか」だけではなく、
“何を見せすぎないか”
も、とても大切です。
まとめ
「なんでもできます」は、
一見すると強みに見えます。
でも実際には、
“何が得意なのか分からない”
につながってしまうこともあります。
ホームページは、
情報量を競う場所ではなく、
“伝わり方”を整える場所。
もし今、
- サービスが増えてまとまらない
- 何を載せればいいか分からない
- おしゃれだけど問い合わせに繋がらない
そんな状態なら、
まずは「見せ方の整理」から始めるのがおすすめです。



