サイトに問題があるとしたら、デザインやページ構成よりも先に確認してほしいことがあります。
掲載している情報が、今も正しいかどうか。
以前、リニューアルの相談を受けたクライアントのサイトを確認したとき、お知らせの最終更新が3年以上前のままでした。
サービス内容も、当時から変わっているにもかかわらず、古い内容が残ったままになっていました。
本人は「デザインが古くなってきたから」という認識でしたが、問い合わせが減った原因のひとつは、情報の鮮度にあったと思っています。
この記事では、古い情報が残ったままのサイトが信頼に与える影響と、どう整えていくかを書いています。
サイトを見る人が、最初に確認していること
問い合わせを検討している人がサイトを訪れたとき、無意識に確認していることがあります。
この人は、今も活動しているのか。
デザインや文章よりも先に、「今も動いている事業か」という確認が入ります。
そのときの判断材料になるのが、お知らせの更新日や、掲載されている情報の鮮度です。
最終投稿が2年前、
料金ページに「2022年現在」という記載が残っている、
終了したサービスがまだ掲載されている。
こういった状態は、見た人に「今も同じように活動しているのかわからない」という印象を与えます。
信頼が削れるのは、一度ではなく少しずつ
古い情報によってすぐに問い合わせがゼロになるわけではありません。
ただ、じわじわと効いてきます。
SNSで存在を知って、サイトを確認した人が「なんとなく古そう」と感じて離脱する。
紹介で名前を聞いて調べた人が、情報の古さに不安を感じて問い合わせをためらう。
そういったことが、気づかないうちに積み重なっていきます。
問い合わせが来ない原因として、デザインや導線より先に「情報の鮮度」を確認したほうがいいケースは多いです。
特に注意したい、古くなりやすい箇所
サイト全体を頻繁に更新するのは難しくても、定期的に確認しておきたい箇所があります。
お知らせ・ブログの最終更新日
トップページにお知らせ一覧を表示している場合、最終更新日はすぐ目に入ります。1年以上更新がないと、活動が止まっているように見えやすいです。
頻繁に投稿できなくても、年に数回でも更新されている状態を保つだけで、印象は変わります。
サービス内容・料金の記載
提供内容や料金が変わっているのに、古い情報が残ったままになっているケースは少なくありません。
「現在は〇〇円〜」「2022年現在」のような記載は、時間が経つほど信頼性を下げます。定期的に見直して、今の状態と合っているかを確認しておくことが必要です。
終了したサービスや過去のキャンペーン
もう提供していないサービスや、終了したキャンペーンがそのまま残っているサイトをよく見かけます。
問い合わせた人が「サイトに書いてあったサービスを頼みたい」と言ったとき、「それは現在やっていない」となるのは、双方にとって手間です。掲載する情報は、今提供できるものに絞っておく必要があります。
更新しなくていい情報と、定期的に見直す情報を分ける
サイト全体を常に最新に保つのは現実的ではありません。
ただ、更新頻度の低いページと、定期的に確認が必要なページは分けて考えることができます。
プロフィールや制作の考え方は、大きく変わらなければそのままでも問題ありません。一方で、サービス内容、料金、お知らせは、変化に合わせて見直す必要があります。
「更新しない」のではなく、「更新が必要な箇所を把握しておく」という意識が、サイトの鮮度を保ちやすくします。
活動していることが伝わる状態をつくる
完璧に整えることよりも、「今も動いている」が伝わる状態を維持することのほうが、信頼においては重要です。
短くてもいいので定期的に投稿する、制作実績を追加する、サービスページを年に一度見直す。こういった小さな更新の積み重ねが、サイト全体の鮮度を保ちます。
リニューアルの相談を受けたクライアントも、デザインを変える前にまず情報を整理したことで、問い合わせの質が変わったと話していました。
見た目より先に、今の状態と情報が一致しているかを確認することが、最初の一歩になります。
まとめ
古い情報が残ったままのサイトは、見た人に「今も活動しているかわからない」という印象を与えます。
その影響は一度に大きく出るのではなく、じわじわと信頼を削っていきます。
更新頻度を上げることより、まず「古いままになっている箇所を把握して、今の状態に合わせておくこと」が先です。
サイトは公開してからも、少しずつ手を入れていくもの。その意識が、長く使えるサイトの土台になります。
「サイトの情報が古くなっているかもしれない」
「どこから見直せばいいかわからない」という方も、
ヒアリングの中で現状を一緒に確認していきます。
まずはお気軽にご相談ください。